パブロ・ピカソ、バレエ・リュス公式プログラム、1917年表紙

ディアギレフは若くて才能のある芸術を見つける天才でしたから、ピカソを見逃すはずはありませんでした。とはいうものの、バレエ『パラード』のデザインが表紙になるのは1920年のこと。この時は『パラード』の衣裳にも大きな影響を与えたキュビズム時代の典型的な油彩画が選ばれています。

バレエ・リュスのピカソ作品
1917年『パラード』美術・衣裳　振付：レオニード・マシーン
1919年7月22日『三角帽子』美術・衣裳　振付：レオニード・マシーン
1920年5月15日『プルチネッラ』美術・衣裳　振付・台本：レオニード・マシーン
1921年『クァドロ・フラメンコ』美術・衣裳　振付・音楽：スペインのオリジナル、フラメンコ 
1924年『青列車』舞台幕　振付：ブロニスラワ・ニジンスカ・マシーン
1927年6月2日『メルキュール』美術・衣裳、振付・台本：レオニード・マシーン、
（初演は1924年「ソワレ・ド・パリ」の一演目として）