ARTIST

パブロ・ピカソ

パブロ・ピカソ

Pablo Picasso

(1881年-1973年)

スペインの画家
1916年にディアギレフと知り合い、1917年初演『パラード』で初めて舞台の仕事を手がけた。最初の妻オリガ・ホフロワはバレエ・リュスのダンサー。長いリハーサルに立ち会った上でのデザインなどバレエとの関わりは非常に深く、1920年代までバレ作品に加えダンサーのデッサンも行った。公式プログラムにも多数掲載され、表紙になったものも多い。
バレエ・リュス以外にも「ソワレ・ド・パリ」公演で『メルキュール』(後にバレエ・リュス作品として上演)、ローラン・プティ振付『ランデヴー』、リファール振付『牧神の午後』、『イカール』なども手がけた。

画家で美術教師の父のもとスペインで生まれる。16歳で国立美術展入選、王立サン・フェルナンド美術アカデミーに入学、1901年にはパリで個展開催。作風は大きく変化した画家だがバレエ・リュスの仕事はキュビズム、新古典主義時代、シュルレアリスム。

手がけたバレエ・リュス作品:『パラード』(1917)、『三角帽子』(1919)、『プルチネッラ』(1920)、『クァドロ・フラメンコ』(1921)、『メルキュール』(1927)