ARTIST

ジョルジュ・ルパップ

ジョルジュ・ルパップ

Georges Lepape

(1887年-1971年)

フランスの画家、イラストレーター、衣裳デザイナー

アカデミー・ユベールに学び、1910年のサロン・ドートンヌに出品し当時もっとも売れていたクチュリエ、ポール・ポワレに見出された。『ガゼット・ドゥ・ボン・トン』『ヴォーグ』『フェミナ』『ヴァニティー・フェア』などで売れっ子画家として活躍。
ニジンスキーを描いたイラストで一躍有名になり、バレエ・リュスのプログラムにも多数掲載された。

ヨーロッパでの活躍後、アメリカでも活躍し、ファッション・デザイナーとしても洋服のみならず、傘や帽子といったデザインも手掛け人気を博した。
レオン・バクスト、ポール・ポワレらによってフランスにもたらされたオリエンタルなモチーフやムードも得意としたが、1920年代にはアール・デコならではのラインや色彩でも一斉を風靡し生涯現役として活躍した。